お知らせ
ギャラリー・ジャベールとともに、パリの国際文化遺産サロンへ
2026年10月29日から11月1日まで、パリのカルーゼル・デュ・ルーヴルで開催される「Salon International du Patrimoine Culturel ( 国 際 文 化 遺 産 サ ロ ン )」 に ギャラリー・ジャベール
からのご招待で参加します。 ギャラリーのブースでは、私のオリジナル・タペストリー数点の展示、オービュッソンの低機による製織デモンストレーションを行います。自分の作品をアトリエの外で展示するのは今回が初めてになります。
こんな素晴らしい機会をいただいて大変嬉しく光栄に思っています。
作品とパリへ出かけて数日間訪問者の方と触れ合いっぱなしになる状況に、今から若干の緊張もしています。
会場で皆さまにお会いできるのを楽しみにしています。
開催情報
- 会期: 2026年10月29日〜11月1日
- 会場: Carrousel du Louvre(パリ、リヴォリ通り99番地)
- 展示場所: Galerie Jabert/Salle Gabriel・ブースC6
- 製織デモンストレーション: 11:00〜18:00
一般開場時間: 木曜・日曜 10:00〜18:00、金曜・土曜 10:00〜19:00
特別夜間イベント: 10月29日(木)19:00〜22:00(招待制)
クーリエ・ジャポンにインタビュー掲載
2026 年10月16日、クーリエ・ジャポンとJTの企画「この広い広い世界で。」に、私のインタビュー記事が掲載されました。
オービュッソンでのタペストリー制作、作品を織り上げるまでにかかる時間、そしてこの小さな町での暮らしや、私にとっての「豊かさ」についてお話ししています。
このような機会をいただき、本当にありがとうございました!
『Tokyo-Aubusson』日本での上映後トークにオンライン参加
2026 年 10 月 1 日に東京日仏学院で、10 月 3 日には横浜日仏学院の主催、横浜シネマリンの共催により、
同映画館でソニア・ムーメン監督のドキュメンタリー作品『Tokyo-Aubusson, le voyage en tapisserie de
Hayao Miyazaki』が上映されました。私はオービュッソンからオンラインで両日の上映後トークに参加し
ました。
この作品は、スタジオジブリとの 4 年間にわたる共同制作の歩みを追い、最初の 4 作のタペストリー制作
に携わったさまざまな職人たちを紹介しています。織り手だけでなく、染色、下絵制作、紡績など、タペス
トリー制作を支える職人たちも登場します。
私とオービュッソン・タペストリーとの関わりにも少しだけ触れており、『ハウルの動く城』の制作中と、
『メイとトトロ』の製織が始まる直前の場面に、私も登場します。
映像には、すでに業界を離れたリシエたちの姿もあり、改めて観て胸にぐっとくるものがありました。そ
れぞれのチームが費やした仕事と時間が、こうして映像に残されていることを、とても嬉しく思います。
この作品を日本の皆さんに観ていただき、温かいメッセージもいただけたことを、とても嬉しく思います。
ソニア監督、上映を実現してくださった関係者の皆さま、そして会場に足を運んでくださった皆さま、本
当にありがとうございました。
「メイとトトロのお昼寝」完成・お披露目
2026年7月17日、オービュッソン国際タペストリーセンター / Cité internationale de la tapisserieにて、スタジオジブリとのコラボレーションによる第5作、宮﨑駿監督作品《La Sieste de Mei et Totoro(メイとトトロのお昼寝)》がお披露目になりました。
高さ430 × 幅736 cmというシリーズ最大の作品で、制作は約15か月にわたりました。素晴らしいチームとともに完成、お披露目までを走り切ることができたことを、心から嬉しく思っています。 なにより、この作品の実現をクラウドファンディングを通じて支えてくださった皆さまに、心からお礼申し上げます。
Atelier A.KONOMIでは、織りに加え、作品全体の色の混合と構成、技術面の指定も担当しました。 離れて見たときの作品全体の森のハーモニーと、近づいたときに初めて見えてくるさまざまな色の移ろいや素材の細かな表情。その両方が成立するよう、配色に心を配りました。 日本の森の湿度や陰の深さ、光を受けて輝く葉、波のように連なる苔。その緑のバリエーションは、最終的に約800色にまで及びました。
ぜひぜひ実物をご覧いただければ幸いです!
動画の終盤で、私も少しフランス語と日本語でご挨拶しています。
「メイとトトロのお昼寝」制作進行中
2025年4月から進行中の「メイとトトロのお昼寝」の制作は、現在は全体の4分の3を超えて完成が見えてきました! カットオフ(Tombée de métier)とお披露目は7月17日、配信も予定されています。 私は織りに加え、色の混成と指定、技術選定も担当しています。
羊毛、絹、麻、モヘアなど約350色の基9 本色から、現在では約850色を超える色展開で、そのうち650色以上が緑という、緑緑緑の世界です。
エコール・デ・アーティストのアートマガジンにインタビューの掲載
日本にある教育機関「エコール・デ・アーティストÉcole des Artistes」のアートマガジン『ル・プティ・ジャーナル』に、インタビュー記事を掲載していただきました。芸術とフランス語を愛する人々のための教育機関であり、アートやカルチャー情報の発信拠点としての機関です。
このインタビューでは、私の歩みやアートとの関係、そしてオービュッソン・タペストリーの実践を深く掘り下げたものになっています。制作の背景にある思考や仕事への向き合い方、作品を形づくる技術的・感性的な要素に踏み込んだ内容となっています。